
ワーキングホリデーといっても協定している国は英語圏だけでもたくさんあり、さらに滞在する都市選びも悩みますよね。すぐに思いつくのだとオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス…そこから都市選びとなればまた更に選択肢は広がります。
今回は私がカナダ・トロントを選んだ理由と実際に渡航し生活してみて感じたことについてまとめていきます。
カナダ・トロントを渡航先に決めた理由
1.親しみやすい発音・アクセントを重視
24歳でまた英語を勉強し直すにあたり、少しでもアドバンテージを生かした方が習得に一番の近道だと思いました。そこで、普段耳にするような(洋楽含め)、そして義務教育で学んできたアメリカ英語やイギリス英語の発音やアクセントが最適だと思いました。
2.移動手段の多様性・利便性の高さ
日本のように島国だと、国外旅行などの移動手段が空路しかないため空港までの行き来が必須になります。空港はだいたいアクセスがスムーズではないイメージがあったので、ダウンタウンなど主要な場所から夜行バスなどでも簡単に国外に移動ができるといいなと思ったからです。また大都市ならではの利便性の高さも魅力の一つです。
3.求人情報が充実していること
働くことも目的の一つだったので、求人情報が集中する金融都市に行きたいと思いました。やりたい仕事が絞り切れていなかったので、選択肢の幅を広げて可能性を広げるためにも最初から大都市に身を置くことに決めました。
以上3つの理由から「トロント」を滞在先に選びました。そこで、次は実際に行ってみて感じた良い点や想像と違っていたことをまとめていきます。
実際に生活してみて感じたこと
以下、トロントを選んで良かった点や想像とのギャップを感じたことなど箇条書きしていきます。※思い出し次第、追加していく可能性があります。
・移民が多いため異文化が共存しており差別が少ない
・ダウンタウンからバスでニューヨークに安く行ける(最安値1ドル!)
・コンサートやスポーツ観戦などイベントが充実している
・主要道路では24時間TTC(公共交通バス)が通っており便利である
・夜も一人で出歩ける(0時を超えたら移動は歩きではなくUberを推奨)
・道を歩いている時や電車などでマリファナのにおいがする時がある(カナダでは合法)
・物価や税金が高いのでお金がかかる(トロント13%、バンクーバー5%)
・アジア系・アフリカ系が多く、ヨーロッパを想像させるような海外の景色とは程遠い
・ダウンタウンはそれなりに都会だが、日本の東京ほどではない
・夏は2ヵ月程度で、残りは冬!笑 でも夏は30度を超えるほどしっかり暑い
・12月~2月は特に寒く交通機関が機能しない時も!くもりが多く太陽が恋しくなる
・主要空港のアクセスは時間がかかるものの片道約3ドルと安い
・バンクーバーほどではないが日本人も多い(クラス12人中3・4人)
・お酒やバー・クラブ入店は19歳以上、お酒の提供は深夜2時まで、提供者は資格必須
・お酒を買える場所、飲める場所が限られている
・多少であればお酒を飲んだ後でも運転は可能、赤信号でも右折可能(場所によっては✖)
・レストランで食べきれなかった分は持ち帰り可能(箱がもらえる)
・バスや電車での運賃支払いにはお釣りはでないが、多少足りなくても乗せてくれる
・求人情報が多く、現地ならではのような珍しい仕事もある求人サイトも多くあり便利
・日本人は「よく働く」「部屋をきれいに使う」など評判が良く需要高い
以上です。人によって価値観・目的がそれぞれなので、自分にとってのメリット・デメリットを確認し国や都市選びの参考にしてみてください。私は、トロントは比較的住みやすく日本人に対してとても親しみをもって接してくれる人が多かった印象があります。自分の好きな気候やイベントをもとに決めてみると1年間を有意義にうまくモチベーションを保ちながら過ごせるかもしれないですね!